So-net無料ブログ作成
プログレ ブログトップ

今日の一枚 3 /「To The Power Of Three」 [プログレ]

突然に旅立ってしまった Keith Emerson。彼のキャリアの中では異色のプロジェクト“3”が唯一残した1988年の作品「To The Power Of Three」を紹介します。

80年代半ばにELPの再結成を模索する中、ドラムスの Carl Palmer が ASIA の成功で忙しく参加がかなわないために、Cozy Powell を迎えて1986年にアルバムを発表したものの、間もなく Cozy Powell の脱退によりアルバム1枚を残して空中分解となりました。
その後、やっと Carl Palmer が戻ることになったものの、今度は Greg Lake が脱退してしまい、そこで GTR と仕事をしていた Robert Berry を迎えてこのプロジェクトが結成されました。

時代と Robert Berry のセンスを反映して、ASIA や GTR を彷彿させる“プログレ・ポップ路線”の作品ですが、ここは流石に Keith Emerson、一味違う仕上がりとなっています。
しかし、長年のファンからの評価はあまり良くないようですね。

個人的には、メロディアスでドラマチックな名盤で、もっと評価されてもいいと思うのですが・・・
 
To_the_Power_of_Three.jpg 
 

このアルバムを象徴するような、バランスの取れた「#1」「#7」
かなりハードポップな「#3」「#6」、特に「#3」は Bon Jovi を彷彿させますね(笑)
重厚でプログレ色の強い「#4」
なお、「#8」は、亡きELPにとっての恩人 Tony Stratton Smith に捧げた曲です。

録音時間以上に密度の濃い1枚です。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
【「#2」のyoutubeへのリンクです】
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
【「#5」のyoutubeへのリンクです】
【「#6」のyoutubeへのリンクです】
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。


1.Talkin' Bout
2.Lover To Lover
3.Chains
4.Desde La Vida
5.Eight Miles High
6.Runaway
7.You Do Or You Don't
8.On My Way Home


nice!(54)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

今日の一枚 Yes /「Close To The Edge」 [プログレ]

C.S. @Yes.jpg
 
Yes といえば、6月27日にベーシストの Chris Squire が67歳で天に召されました。
5月に急性リンパ芽球性白血病にかかっていることを公表し、治療に専念するためツアーから離脱すると発表されたばかりでした。
彼のプレイスタイルは、何と言っても愛器リッケンバッカーを駆使した硬質なサウンドと唯一無二のベースランニングに尽きます。
また、出入りの激しい Yes の中において、唯一結成時から現在まで在籍し続けたキーマンでもありました、
謹んで冥福を祈りたいと思います。

追悼の意味を込めて今日は、1972年に発表されたイギリスのプログレッシヴ・ロックの大御所 Yes の5作目のアルバムにして最高傑作と言われる、ロック史上に輝く名盤「Close To The Edge」を紹介します。
前作と同じメンバーで、大作志向を進めた作品でした(1枚のアルバムでたったの3曲!)。
構成の複雑さ、演奏技術の高度さ、のバランスが頂点を極めた奇跡の作品だと思います。

このアルバムは、最高のメンバーの最盛期に製作された最高のアルバムだと思います。
ドラムスが Bill Bruford であることが重要だと思います。後任の Alan White とは明らかにスタイルが違いますから。
特にこのアルバムに収められている楽曲は、Bill Bruford によるプレイがフィットしていると思います。

【レコーディングメンバー】
 Jon Anderson : Vocals
 Bill Bruford : Drums
 Steve Howe : Guitars
 Chris Squire : Bass
 Rick Wakeman : Keyboards

「#1」と「#2」は、それぞれ4つのパートから構成される組曲形式の壮大なスケールを持っており、前者が変幻自在で高いテンションを持つのに対して、後者は牧歌的で安らぎに満ちた印象を受けます。
「#3」は、ポピュラーなメロディのロックナンバーとしてまとめられてはいますが、実は前2曲に劣らず複雑で目まぐるしい展開の作品です。(それを感じさせないところが凄い!)
特に「#3」は、私自身が Yes の曲の中で一番好きな曲です。Liveアルバムとしても歴史に残る名作の「Yessongs」のオープニングは、最高の出来でしたね。
 
close to the edge.jpg 
 


【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
【「#2」のyoutubeへのリンクです】
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。


1.Close To The Edge
  a.The Solid Time Of Change
  b.Total Mass Retain
  c.I Get Up I Get Down
  d.Seasons Of Man
2.And You And I
  a.Cord Of Life
  b.Eclipse
  c.The Preacher The Teacher
  d.Apocalypse
3.Sberian Khartru


【過去記事:今日の一枚 Yes / 「Going For The One」へのリンクです】

【Officialサイトへのリンクです】





nice!(59)  コメント(20)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

今日の一枚 Circus Maximus /「Isolate」 [プログレ]

今日は、ノルウェーのメロディック・プログレッシヴ・ロック・バンド、Circus Maximus が2007年に発表した 2nd アルバム「Isolate」を紹介します。
このバンドを知るきっかけは、このブログでもご紹介しました、メロハー・プロジェクト「The Magnificent」のもの凄く上手い ヴォーカルの Michael Eriksen が、このバンドのVo.であったということからです。 

【過去記事:今日の一枚 The Magnificent /「The Magnificent」へのリンクです】
http://seawind335.blog.so-net.ne.jp/2012-01-21

さて、本家のこちらのバンドは、初期の頃の Dream Theater が北欧系メロハーをやったらこうなる、というメロディアスなプログレ色溢れるバンドです。
Dream Theater と比べると、各パートの演奏テクニックでは一歩及ばないものの、ヴォーカルの強力さでは彼らを上回ると思います。
楽曲もあまりマニアックではなく、北欧系メロハーの叙情性と冷たく澄んだ透明感を湛えた極上のハード・プログレです。
来月には新譜が出るようなので、今から楽しみです。

isolate.jpg

「#1」は、荘厳で神秘的なナンバーです。徐々にテンションが上がっていくドラマチックな展開が息を付くことさえ忘れてしまいます。ギターソロが美しいです。
「#2」「#3」は、少しダークなイントロからハイトーンヴォイスがさく裂します。かなり攻撃的なナンバーです。サビの開放感がないとも言えません。
「#4」は、まさに Dream Theater を彷彿させるインストナンバーです。
「#5」は、今までと一転して爽やかなメロハーナンバーです。突き抜けるハイトーン・ヴォイスが最高に気持ちいいですね!
「#6」は、美しいピアノバラードです。曲の後半からドラマチックに盛り上がります。
「#7」は、イントロのアコースティックギターが印象的なナンバーです。後半のインストパートのテンションの高さとの対比が見事です。
「#8」は、美しいメロディを持ったメロハーナンバーですね。本当にヴォーカルに酔ってしまいます。
「#9」は、9分を超える大作です。この辺の構成は、Seventh Wonder あたりを彷彿させます。


【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=Ey_8BHipdSc
【「#2」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=XCVmGOLoIX4
【「#3」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=gNl4_mgZl_w&feature=related
【「#4」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=gZlayCK4-XM
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=jam5rlEHHIA
【「#6」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=AxJh8L7atYA&feature=related
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=GmEjgep4tX4
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=m8SJgoPH69Y
【「#9」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=FsBQ1v_CeFg&feature=related


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。


1.Darkened Mind
2.Abyss
3.Wither
4.Sane No More
5.Arrival of Love
6.Zero
7.Mouth of Madness
8.From Childhood's Hour...
9.Ultimate Sacrifice


【Myspaceへのリンクです】
http://www.myspace.com/officialcm
【Facebookへのリンクです】
http://www.facebook.com/circusmaximusband
【Officialサイトへのリンクです】
http://www.circusmaximussite.com/


nice!(54)  コメント(25)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

今日の一枚 Dream Theater /「Images And Words」 [プログレ]

今日は、アメリカのプログレッシブ・メタル・バンド Dream Theater が1992年に発表した2ndアルバム「Images And Words」を紹介します。
Dream Theater は、その長いキャリアの中で、プログレ、ジャズ・フュージョン、ヘビーメタル等、多様なアプローチを作品毎に変えてきましたが、本作品は「ソフト・プログレ路線」とも言うのでしょうか、比較的一般受けしやすい作品ですね。ただそれは、曲のメロディアスさを語っているだけで、各楽器が壮絶なまでのバトルを繰り返すインスト・パートの完璧さは、もはや極限に達しています。楽器をやっている人間であれば、「変拍子」「転調」「超速弾き」「変則フレーズ」等「!」「?」が頭の中を駆け巡りながらも聴き入ってしまいます。
Rush や Yes の影響を色濃く感じるこの作品は、練りに練られた楽曲群と卓越した演奏テクニック・・・2ndにしてこの完成度とは恐ろしい限りです。限界ぎりぎりまで張り詰めた緊張感と妙な安らぎが同居する、パーフェクトなこのアルバムは、彼らの、いやロック史上に輝く金字塔といえるでしょう。
そして、もう1つの驚異は、この作品の楽曲を彼等は難なく、Liveで再現してしまうことです。
また、最近はやや衰えを感じさせはするものの、James LaBrie のヴォーカルも信じ難いくらいのハイトーン+パワー+表現力です。初期の頃は、Live盤でもスタジオ盤に劣らないどころか、それを凌ぐパフォーマンスも珍しく有りませんでした。

images and words.jpg

個々の曲を解説することは、もはや不要であると思いますので・・・・
ただ、Dream Theaterを初めて聴く方は、先ず「#2」→「#5」の順で聴いて見てください。そして気に入られたら全体を通して聴いてみてください。


【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=cKhfkfnbAMQ

【「#2」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=LYtiDCXLAcQ&feature=related

【「#3」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=C5sg8heGdyk

【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=ope1WNzIcjQ

【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=CaQpC4HuJ5M

【「#6」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=JEKTNtmKZEw

【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=S7qMe6erRPU

【「#8」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=qY0-k4uaKKA

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1. Pull Me Under 
2. Another Day 
3. Take The Time 
4. Surrounded 
5. Metropolis- Part 1 'The Miracle And The Sleeper' 
6. Under A Glass Moon 
7. Wait For Sleep 
8. Learning To Live 

◆この作品の全曲を「再生リスト」にまとめてみました。アルバムを通して試聴されたい方は、こちらをどうぞ。
 http://www.youtube.com/view_play_list?p=E36813F12C05802B

【Myspaceへのリンクです】
http://www.myspace.com/dreamtheater

【Oficial HPへのリンクです】
http://www.dreamtheater.net/


nice!(21)  コメント(31)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

今日の一枚 Rush / 「Permanent Waves」 [プログレ]

今日は、プログレ界の御大 Rush が1980年に発表した8thアルバム「Permanent Waves」を紹介します。
それまでは、一部のマニアから熱狂的に支持されているバンドではありましたが、決して世界的な“ビッグ・ネーム”ではありませんでした。
「もっと短くて、キャッチーな曲を入れてくれ」とレコード会社の圧力もあった、との噂ですが、本作品では良い形で“プログレ感”を残しながら“ポピュラーさ”を注入することに成功しています。
また、Michael Schenker が、「Geddy Lee には、もう少しキーを下げて歌った方がいい、とアドバイスしたんだ」と当時インタビューで話していましたが、それまでと比べて、若干高音(超高音)を抑えて歌っているのも、広く受け入れられるようになった一因でしょう。(しかし、この両者は一体どこで繋がっていたのだろう・・・)
Rushは、このアルバムと続く「Moving Pictures」によって、世界に広く知られていくようになります。

rush.jpg

余談ですが、Live DVD「Rush In Rio」での観衆の盛り上がりは、さすがサンバと情熱の国ブラジルです。これ程までに盛り上がっているLiveを私は知りません。(だって、インスト・ナンバーでも一緒に歌っているんですよ!)


「#1」は、イントロから Alex Lifeson のギターがさく裂し、産業ロックてきなPOPなメロディーから入りますが、さすが Rush 一ひねりも二ひねりも加えています。「#2」と並んでLiveではハイライトとして演奏されていますね。
「#2」は、3人のユニゾン・プレイが印象的なナンバーです。しかし、Neil Peart のドラムはもの凄く上手いですね。ギターソロ・パートなんかぞくぞくしちゃいます。
「#3」は、旧約聖書に題材を求めた徐々に盛り上がっていく、荘厳な大作です。
「#4」は、エッジの効いたギターのリズムが印象的なミディアム・テンポのナンバーです。ゆったりとしたサビから、2番ではギターは印象的なアルペジオに変わります。
「#5」は、アコースティック・ギターのアルペジオから静かに始まる小品なバラード・・・・後半はギターソロで盛り上がりフェイド・アウトしていきます。まるで次の組曲への序曲のように・・・・
「#6」は、3部構成の組曲です。日本語訳では、“潮だまり”→“超空間”→“永遠の波”という凄い連なりになっています。「#6-1」は、潮騒の音に導かれて(?)アコースティックなバラードから、「#6-2」で激しいサウンドのバトルを経て、「#6-3」で一気に開放(何を?)して、最後はまた潮騒の音・・・というような目まぐるしい展開です。

 

【「#1」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=iPuOGaoDeIE

【「#2」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=nhcM_hx0zxw

【「#4」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=D_1OQk55G90&feature=related

【「#6」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=J8OBaFnHwEY

 

1. The Spirit Of Radio 
2. Freewill 
3. Jacob's Ladder 
4. Entre Nous 
5. Different Strings 
6. Natural Science 
 Ⅰ. Tide Pools
 Ⅱ. Hyperspace
 Ⅲ. Permanent Waves


 


nice!(6)  コメント(11)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

今日の一枚 Boston /「Don't Look Back」 [プログレ]

今日は、Boston が1978年に発表した2ndアルバム「Don't Look Back」を紹介します。このアルバムは、20世紀のRock史上に輝く金字塔といっても過言ではないでしょう。
「No Synthesizers Used」「No Computers Used」とクレジットされていることからも判るように、1つ1つの音を積み上げて(エフェクターも自作とか・・・)膨大な作業の上に完成された「音世界」は見事としか言いようがありません。
当時はアナログ盤なので、「#1~4」がA面、「#5~8」がB面でした。特にA面の楽曲群の連なりは素晴らしく、1曲1曲の完成度もさることながら、並び順も良く練られていると思います。
このA面部分を聴くためだけにお金を払っても惜しくないですね!

boston.jpg

「#1」は、タイトルナンバーでギター・オーケストレーションが見事に音世界を作り上げ、ツイン・リードのギターソロも素晴らしいメロディを奏でています。
「#2」は、幻想的なインスト・ナンバーで、いわば「#1」と「#3」をつなぐブリッジ役の曲です。
「#3」は、再びアップ・テンポの分厚いコーラスが印象的なナンバーです。
「#4」は、「#1」と並ぶこのアルバムのハイライトの美しいバラードです。メロディの美しさとともに、やはりツイン・リードのギターソロのメロディが効いています。
「#5」も、サビのコーラスアレンジが美しい曲ですね。
「#6」は、ノリノリのRockナンバーです。

丁度、私が学生の頃に聴いたアルバムなので、そのきらきらと光り輝くサウンドが、これから拡がる自分の青春時代と重なり、表現できない高揚感を感じたことを今でも憶えています。そんな不思議な気分にさせてくれるアルバムです。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=Oz5PjwUX8fA

【「#2~3」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=WQkJ94AsE2Q

【「#4」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=Mf7y_1Nk3XI&feature=related


1. Don't Look Back 
2. The Journey 
3. It's Easy 
4. A Man I'll Never Be 
5. Feelin' Satified 
6. Party 
7. Used To Bad News 
8. Don't Be Afraid 


nice!(5)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

今日の一枚 Yes / 「Going For The One」 [プログレ]

今日は、“プログレ”カテゴリからの2枚目になります、Yes の「Going For The One(邦題:「究極」)」を紹介します。
Yes といえば、先ず「Close To The Edge(邦題:「危機」)」や「Fragile(邦題:「こわれもの」)」、世代によっては「90125」を挙げる人が多いのではないでしょうか。
私は、当然これらのアルバムも大好きなのですが、初めて Yes を聴いた思い出もあり、またプログレの世界に入り込むきっかけとなったこともあり、このアルバムが My Best です。
崇高な透明度の高い世界が拡がり、また各メンバーの高度な演奏テクニックとあいまって、もの凄い衝撃を受けました。
ただ、Drumsは、Alan White より Bill Bruford の方が好きですね。

yes.jpg

「#1」は、イントロのスライドギターで「???」となりましたが、サビからエンディングへと展開するうちに引き込まれていく、“ふたひねり”程あるRockナンバーです。
「#2」は、私が「#5」と並んで大好きな幻想的な美しいバラードです。アコースティックな導入からスケール大きく展開していく盛り上げ方は、さすがですね。
「#3」は、教会を思わせるようなKeyから始まるストレートなナンバーですが、Keyとコーラスが効果的に使われた荘厳なアレンジです。
「#4」は、小品な可愛らしいバラードですが、さすが Yes、短い中にもスケールの大きい世界観があります。また、この曲が大曲「Awaken」への導入部分となります。(アナログ盤ではB面のトップでした)
「#5」は、「Close To The Edge」に勝るとも劣らない組曲です。当時の Steve Howe(Gt)のインタビューによると、ギター組曲として作り始めたパートがベースとなり発展してこの曲になった、とのことでした。ベースの部分がギター・ソロのパートだそうです。
私はこの曲のギターソロが、彼のベスト・プレイだと思います。あと、Live盤「Yessongs」の「Siberian Khatru」のソロも、スタジオ盤以上のテンションで最高ですが・・・

「#6」以降は、ボーナス・トラックですが、マニアには受けると思いますが、やはり「#1」~「#5」で一旦、再生を止めて欲しいですね。「アルバムとして折角練り上げられた構成がぶち壊し」の感があります。
特にプログレのアルバムでボーナス・トラックは、個人的には「・・・・」です。(自動的にボーナス・トラックの前で再生が止まるような設定が出来ないのですかね。)

【「#2」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=2Zul3CkreL8

【「#5」のyoutubeへのリンクです】2分割されています。
Part1
http://www.youtube.com/watch?v=qfK9F3als1k
Part2
http://www.youtube.com/watch?v=rtHVOLK56tI&feature=related


1. Going For The One 
2. Turn Of The Century 
3. Parallels 
4. Wonderous Stories 
5. Awaken 
6. Montreux's Theme 
7. Vevey (Revisted) 
8. Amazing Grace 
9. Going For The One (Rehearsal) 
10. Parallels (Rehearsal) 
11. Turn Of The Century (Rehearsal) 
12. Eastern Numbers (Early Version Of 'Awaken') 


今日の一枚 U.K. / 「U.K.」 [プログレ]

今日は、初めての“プログレ”カテゴリからの紹介です。
U.K.のデビューアルバムである、「U.K.」は、元 King Crimson で後に Asia を結成することになる John Wetton(vo.b)、元 Yes、King Crimson の Bill Bruford(ds) 、元 Roxy Music の Eddie Jobson(key,vln)に、Bill Bruford のソロアルバム「Feels Good To Me」に参加していた孤高のギタリスト Allan Holdsworth を加えた4人で録音されています。
Bill Bruford が「パンクロックにナイフを突き刺すような音楽」と豪語するほど、テクニカルでジャズ的要素も取り入れたハード・プログレナンバーを展開しています。
個性が強く音楽的志向の異なる4人が微妙にバランスを取りながら作り上げている本作品は、奇跡といってもいいでしょう。しかし、このような緊張状態は続くはずもなく、本作品発表後に彼等は2つに分裂してしまいます。
Bill Bruford と Allan Holdsworth は、フュージョンバンド Bruford を結成するために脱退、残った2人は、後任のドラマー Terry Bozzio を迎えて2ndアルバムを作成することになります。
Bruford のアルバムも、もの凄い良いアルバムなので、別の機会に紹介したいと思います。

uk.jpg

さて、アルバムの内容ですが、「#1」から「#3」は、組曲形式となっています。特に「#1」が“夜(陰)”“ハード(動)”・「#2」が“昼(陽)”“バラード(静)”と同じメロディをモチーフにしながら、“クリムゾン”的に対比させています。
「#4」は、年を取ることの寂しさを内省的に綴った切ないバラードです。各パートのバトルがハイテンションなインスト曲の「#5」から「#6」の流れも圧巻です。
「#7」は、どことなく「Yes がジャズをやったら」という雰囲気のナンバーですが、後半は、Allan と Eddie のソロ・バトルが超絶です。
「#8」は、緊張から解き放たれた、癒し系のスローなナンバーでアルバムを締め括ります。が、しかし相変わらず後半のソロパートは超絶です。

また、私はこのアルバムで初めて Allan Holdsworth を知ることになるのですが、その圧巻のテクニックにもの凄い衝撃を受けました。
あの、Edward Van Halen が「僕が両手でやっていることを、アランは片手でやってしまう」と言うほどのハイパー・テクニシャンです。「いつ、ピッキングしているんだ?」と思ってしまう位、一気に難解なフレーズを超ハイスピードで滑らかに弾きこなしてしまいます。
フレージングやサウンド的にも特徴があり、まさしく“孤高のギタリスト”です。

特に「#1」のソロは本当にカッコいいです!

【「#1」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=uwDnNGskWUY

【「#2」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=Rd2OhFotZSs&feature=related


1.In The Dead Of Night
2.By The Light Of Day
3.Presto Vivace And Reprise
4.Thirty Years
5.Alaska
6.Time To Kill
7.Evermore
8.Mental Medication


プログレ ブログトップ

images01.jpg

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。